キュランダとは?キュランダは、ケアンズの北西約20キロ、車で約30~40分の所にあるケアンズ郊外の代表的な観光地。ケアンズ観光では、海のグレートバリアリーフと並び、山のキュランダとして、特にスカイレール開通後は人気を集めている。 人口は700人程度といわれている小さな村ではあるが、ケアンズにある二つの世界遺産の一つである世界最古の熱帯雨林が楽しめることでも有名。 キュランダは、かつては切り出した木材運ぶ拠点として栄えていたが、1960年頃から徐々にヒッピーや芸術家達が集まり、生計を立てるために自分たちの作品を売り始め、徐々に有名になり現在の観光名所キュランダ村にまで成長した。 キュランダの名前の由来は、先住民アボリジニの言葉で『静かな森のある村』という意味。現在でもその名の通り、昼間は観光客でにぎわっているが、夜になると全く別の村かと思うほどに静かな村になる。ケアンズからキュランダへ訪れる観光客は、日帰りでこのキュランダへ訪れるだけだが、日程に余裕があり、静かな森の中で夜を体験したければ、このキュランダに1泊するのも良いアイデアだ。
キュランダへの行き方キュランダへ行き方として、早い交通手段はやはりバス等の車だが、キュランダ観光といえば、そこまで行く交通機関自体が、重要なキュランダ観光名所となっている。レンタカーなどでキュランダを訪れても良いが、できることなら、後述するスカイレール、キュランダ列車を片道ずつ利用してキュランダを訪れてもらいたい。 まずは、全長7.5キロメートルのスカイレール。1995年開通以来絶大な人気を誇る。約45分の空の旅では、360度の熱帯雨林を満喫しながらキュランダへ行く事が出来るが、ケアンズに一番近い駅がカラボニカ駅(ケアンズより車で約20分)になり、そこまでバス等の交通機関を利用する必要がある。 もうひとつは、110年以上の歴史を持つレトロな雰囲気のキュランダ列車。1日往復2本のみの観光列車で、片道約2時間をかけてケアンズ郊外、ストーニー渓谷、バロン渓谷を通り、滝や観光スポットを眺めながら英語の音声ガイド付で運行する。 基本的には、上記のスカイレール、キュランダ列車を片道ずつ乗って行くのが、一般的なパターンであるが、行きにスカイレール利用、帰りにキュランダ列車利用、逆のパターンで行きにキュランダ鉄道、帰りにスカイレール、どちらのパターンの方が良いというのはない。 また、一番手っ取り早く現在一番多くの方が利用されるのが、上記二つの交通機関を利用した各ツアー会社が主催しているキュランダ1日観光があり、1日でくまなく熱帯雨林を満喫するには大変便利でありがたいツアーである。
キュランダの見所キュランダは、端から端まで15分程度の小さな村ではあるが、キュランダ村には見所は沢山ある。 まず、やはりキュランダ村内にある二つのマーケットには足を運んでいただきたい。特に全てのお店が開いている水、木、金、日はお勧め。 また、村の至る所にあるオブジェにも注目していただきたい。ベンチや標識やゴミ箱などもかわいらしい凝った作りになっており一見の価値あり。それとともに道路脇にはいくつかの巨大な樹が立ち並んでおり、幻想的な雰囲気をかもし出している。 村内のバタフライサンクチュアリーでは、見ると幸せになると言われている伝説の青い蝶々を見ることが出来る。その他バードワールドやコアラを抱っこしての写真も撮れるコアラガーデンなどもあり、大自然にいる動物や生き物をまじかで見て感じる事が出来る。 また、村から車で8分程の所には、レインフォレステーションがあり、フルーツ園や水陸両用車アーミーダック、ミニ動物園、先住民パマギリ族によるダンスショー、アボリジニ文化体験などを手軽に楽しむ事が出来る。(シャトルバスあり) 最後に外せないのが赤い屋根の手作りアイスクリーム屋さん。その季節ごとに変わるメニューは地元のガイドにも人気。中でもラムレーズン、マンゴーは大人気。。
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