Nikon INDY 300 (ニコン・インディ・300)に行ってきました!

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Nikon INDY 300 (ニコン・インディ・300)に行ってきました!

ゴールドコースト旅のガイド
あじゃの写真 あじゃ
あじゃはオーストラリアに来て9年、ゴールドコーストに来て4年になります。ゴールドコーストの最新旅行情報をお伝えしますのでよろしく!
ワイン屋

グランドスタンドからのピットの眺め
ビーチとレースカーのコントラストがインディらしいです
ピットアウトするV8スーパーカー
グランドスタンド前を疾走するV8スーパーカー
いよいよインディカーの決勝が始まります
写真中央に写っているのがF15戦闘機
スタート直前のグランドスタント 緊張感でピリピリです
ウォームアップに向かうウィル・パワー選手
決勝のスタート!
ゴールドコースト最大級のイベント、ニコン・インディ・300が10月23日から10月26日に開催されました。毎年世界中から30万人ともいわれる人たちが集まり、自動車レースとイベントを観戦します。今年はなんとコンラッド・ジュピターズ・カジノさんのご厚意によりレースを取材させていただくことができました。ご協力、有難うございました。

レースは23日木曜、朝9時のフォーミュラ3の練習走行により幕を開けました。ポルシェ・カレラのワンメイクレース、オージーカーレース、オージーに大人気のV8スーパーカーチャレンジシリーズ、そしてインディカーシリーズと続きます。

木曜、金曜は練習走行や予選が多く、街行くレースファンたちの間にもまだ感情の爆発は無く、高ぶる興奮を抑えつつという感じが見受けられます。街のそこかしこで行われているバーのパーティやクラブでのライブなど、じわじわと祭り気分を盛りあげていきます。金曜、土曜の夜はミスインディとサンバカーニバル隊がサーファーズパラダイスのメインストリートを練り歩きます。もう日曜の決勝が待ちきれません。

土曜日はいよいよインディカーの予選、そしてV8スーパーカーの決勝1レース目が行われます。街中にいてもレースカーの爆音が重低音で響き渡り、空ではF15戦闘機がエアーショーを繰り広げます。そうです。ここからがいよいよお祭り本番なんです。街中はインディ観戦者で大賑わいです。

そして迎えた日曜。朝から街はレースコースに向かう人たちでごった返します。素直な気質のオージーたちはもう興奮を抑えきれず、雄たけびを上げながらはしゃぎまわっています。うれしい気持ちを抑えきれない、という感じですね。このあたりのパワーには毎度、圧倒されます。

朝10時。会場に入ると強い日差しと観客の熱気とそして腹の底に響くレースカーの爆音で、いきなり私も興奮の絶頂に。観客は思い思いのレースファッションに身を包み、走り去るレースカーを熱心に目で追っています。

10:15am。まずはV8スーパーカーの決勝2レース目がスタートです。このレースは全体で120km。27周ほどのレースです。レースに使われる車は、外見は普通の乗用車とそれほど変わらないのですが、エンジンはバリバリのチューンナップを施したレース専用のサラブレッド。V8特有の地の底から湧き上がってくるような重低音と減速時のバックファイアーの破裂音がサーファーズパラダイスの空を揺るがします。

ここまでチャンピオンシップをリードしているチーム・ボーダフォンのジェイミー・ウィンカップ選手がポールポジションからのスタート。スタートダッシュからその後は安定した走りで後続を引き離します。市街地コースということで、通常は普通に交差点のあるような通りをレーストラックにしていますので、難易度も高いと評判のコース。早速、スピードオーバーやコーナーへの突っ込み合いでクラッシュする車が出ています。会場には特大スクリーンが数箇所に設置されているので、コースの反対側で起きているデッドヒートやクラッシュも一目で分かり、クラッシュの度に街中からどよめきが聞かれます。

混戦レースは結局、ジェイミー・ウィンカップ選手のポールトゥーウィンで圧勝でした。

さてここでちょっとランチブレーク。会場のあちこちでホットドックやチュロスなどの出店がでています。キンキンに冷えたドリンクなどもあります。レーストラックの中のスペースではバンドのライブがあったり、なぜか戦車、ヘリコプターなどオーストラリアン・アーミーの装備や兵隊さんたちが入隊の勧誘をしていたりして、これはこれでおもしろいものがあります。

そして迎えた午後のニコン・インディ・300決勝。まずはインディレース発祥の地・アメリカと開催地・オーストラリアの両国の国家斉唱。斉唱がもう終わるかというときに今度はF15戦闘機の轟音の洗礼です。パイロットの顔が見えそうなくらい超低空に舞い降りたF15戦闘機はその後、一気に加速しジェットの赤い炎を輝かせながら大空のかなたへ。スケールのデカさが違います!会場は一気にヒートアップ!

「Drivers. Start your engine! (ドライバー達、エンジンスタート!)」の大会主催者の合図とともに各車一斉に甲高いエンジン音の唸りを上げ始めました。

インディカーはローリングスタートといって、スタート位置から用意ドンでスタートするわけではなく、一周ウォームアップをした後、そのまま「流れスタート」となります。

今年のポールポジションはチームオーストラリアことKV RACINGのウィル・パワー選手(カーナンバー#8)。ゴールドコーストのインディでは先頭集団の常連です。グリーン&イエローゴールドのオージーカラーに塗り分けられたレースカーがオージーたちの期待を一手に集めます。2番手グリッドはお隣のニュージーランドのスコット・ディクソン選手(カーナンバー#9)。ディクソン選手は今年のインディシリーズの年間王者でもあり、乗りに乗っている選手です。観客のなかにはかなりの数のキウイ達(ニュージーランド人)もおり、またディクソン選手の生まれはクイーンズランド州ブリスベンとあって、こちらもひときわ大きな歓声が上がります。

その他、今回、日本人でただ一人出場している武藤秀樹選手(カーナンバー#27)は17番手スタートです。今年初めてフル参戦を果たした武藤選手はインディシリーズ新人王を受賞しこちらも脂の乗った活きの良い選手。その後方には同じく今回ただ一人の女性ドライバー、ダニカ・パトリック選手の車も見えます。

12:40PM。さあ、いよいよスタートです。決勝レースはその名の通り300kmの長丁場。一周5kmのコースを60周走ります。ポールポジションからクイーンズランド州トゥウンバ出身のウィル・パワー選手がスタートダッシュ。後続をぐんぐん引き離します。調子がよさそうです。序盤はこのままウィル・パワー選手の一人舞台。

その後、他の選手のクラッシュによりイエローフラッグが振られ、ペースカーが入ってしまいます。ペースカーの後ろで徐行しなければいけない為、すべての車が数珠繋ぎになってしまいウィル・パワー選手がせっかく稼いだリードも無くなってしまいました。

立ち往生していた故障車の撤去が終わり、グリーンフラッグで再びレース再開。ここでもまたウィル・パワー選手がスタートダッシュを掛けます。序盤戦の再現になるかと思われた矢先、スコット・ディクソン選手をかわして2位に浮上していたオーストラリア・シドニー出身のライアン・ブリスコー選手が立て続けにベストラップを記録し、その差を詰めウィル・パワー選手にプレッシャーを掛けます。ブリスコー選手はF1経験者でもあり、ゴーカート・レーサーとして数々の伝説を残した選手です。

ブリスコー選手が掛け続けたプレッシャーのせいなのか、または別の要因があったのか、地元期待のウィル・パワー選手は痛恨のブレーキミスでコンクリートウォールへ激突。敢え無くリタイアとなりました。

ウィル・パワー選手のリタイアにより落胆していたのもつかの間、オージー達は今度はライアン・ブリスコー選手に声援を送り始めます。ニュージーランド人のスコット・ディクソン選手にオージーが負けるわけにはいかない、というわけです。

その後、シケインでのクラッシュが多発しレースは荒れ模様となりますが、ライアン・ブリスコー選手が僅差でスコット・ディクソン選手を押さえたまま、レースをリードします。

ピットストップの合間に武藤選手は8位まで浮上しました。しかし中盤集団は車列が混んでいて前の車を抜くのは難しそうです。我慢の展開でしょうか。ダニカ・パトリック選手は前の車と絡み、ストップ。大きく順位を落とします。

その後、ピットストップでもスコット・ディクソン選手がライアン・ブリスコー選手をかわすことなく、最後は、0.7秒差という僅差でそのままゴール。ライアン・ブリスコー選手が見事に勝利をおさめました。観客のオージー達も大喜びです。

手に汗握るこんなレース展開もテレビでみるより、目の前でエンジンの爆音とオイルや焼けたタイヤの匂い、観客の熱気を目で、耳で、肌で感じながら観戦したほうが断然おもしろいですね。

インディシーズンはサーファーズパラダイス市内のホテルはどこも料金が高く、なかなか日本から観戦ツアーに参加するのは難しいと思いますが、機会があればぜひトライしてみて下さい。前売り券を入手できるとチケットを提示するだけでゴールドコーストの市バスと電車がで乗り放題となるので、少し郊外で料金安めのホテルを探すのもひとつの手です。懐に余裕のある人はコンラッド・ジュピターズホテルまたはマリーナミラージュなどからヘリコプターで乗りつけることも可能です(片道ひとり$80ドル)。

レースだけじゃなく、さまざまなイベントとともにゴールドコーストの人たちが街をあげてひとつになって楽しむこの「インディ」というお祭りは、レースに興味がないひとにもきっと楽しい想い出をくれること間違いなしです。

ちなみにインディ決勝後に行われたV8シリーズの決勝3レース目もジェイミー・ウィンカップ選手のポールトゥーウィンで圧勝でした。

来年もぜひ目の前でレース観戦したいです!
コンラッド・ジュピターズ・カジノさん、本当に有難うございました。
来年もぜひご協力をお願いします(笑)!

ゴールドコースト・インディ300事務局
(電話)07-5588-6800
(ホームページ)http://www.indy.com.au

選手を送り出したピットは大忙し
忙しいピットの上では優待席の観客がのんびり観戦
コース脇のアパートメントから観戦する役得な人たち?
ピットストップでライアン・ブリスコー選手のパスされるスコット・ディクソン選手
スコット・ディクソン選手のレースカーのフロントウィング
ピットの様子 タイヤや工具がきちんと並べられています
ピット脇ではサンバダンサーズが踊っていました
V8スーパーカーの勝者 ジェイミー・ウィンカップ選手を映す巨大スクリーン
レース後はサーキットが開放されます
なぜか軍隊への入隊を勧誘する兵隊さんとアパッチ・ヘリ
グランドスタンドへのパス
オフィシャル・プログラムは$10ドル

Nikon INDY 300 (ニコン・インディ・300)に行ってきました!の口コミ情報
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