バンクーバーの位置・アクセスバンクーバーはカナダ大陸西海岸、南西部に位置し、ブリティッシュコロンビア州最大の都市。 日本からバンクーバー空港へは、エアカナダ、日本航空が毎日直行便を運行し、片道約8時間。 ユナイテッド航空、ノースウエスト航空でアメリカ経由、中華航空で台北を経由してバンクーバーへ入る方法もある。 ツアーなどでバンクーバーを訪れる場合、トロント、バンフ、モントリオールなどとコンビネーションになっている場合が多い。
バンクーバーの見所バンクーバー市内の見所としては、まずはスタンレーパーク。ダウンタウンの西側にあるこの公園は必ずツアーの団体客が訪れるスポット。 ちょっと足をのばし、ノースバンクーバーのキャピラノ吊り橋にも是非行ってみたい。バンクーバー最古の観光名所、全長134M、高さ70M。木と木の間、地上30Mを7つの そしてバンクーバーで一番の景色スポットのグラウスマウンテン。天気の良い日はスカイライドと呼ばれるロープウェイで上がった山頂からのバンクーバーの景色は絶景!!水に囲まれたバンクーバーの美しさが堪能できる。もちろん夕日や夜景も素晴らしいのだが、グラウスマウンテンはスキー場でもあるのでスキーをしながら景色を楽しむということもできる。 その他バンクーバー市内には、UBC人類学博物館、グランビルアイランド、ガスタウン、チャイナタウン、クィーンエリザベスパーク、などの観光ポイントがある。 日本からの観光旅行だと、3泊程度のパターンが多いが、是非4泊、5泊して、これらのバンクーバー郊外の観光地もめぐってもらいたい。
バンクーバーの概要バンクーバーはカナダ国内で3番目の大都市でありカナダ西海岸の商業、金融の中心都市である。2006年現在の人口は約212万人。 冬季オリンピックの開催地としてバンクーバー市内だけでなく競技会場となる、リッチモンド、ウィスラーなどもオリンピック気分が盛り上がっている。またバンクーバーは世界の中で住みやすい都市の上位にいつも 夏のゲイパレード、花火大会、の年中行事にはバンクーバーだけでなく、近隣のアメリカやカナダの各地
バンクーバーの経済バンクーバーのある、カナダ西部地域は、天然資源に恵まれ、アジア太平洋の玄関口となり経済発展を続けていたのだが、実際の現在の経済状況はかなり冷え込み気味。あまりいいニュースがないのが正直なところ。 2010年の冬季オリンピックに向けて、世界の注目も集めており、準備も着々と進んでいるので今後オリンピックがバンクーバーの経済に恩恵を与えてくれることを期待する。 バンクーバーはその住みやすさと、アメリカと比べて学生ビザがとりやすいなどの利用から、留学生が大変多い町である。会話のみ、本格的ESLなど種類を問わなければバンクーバーにある英語学校は200か300と言われている。出身国でみると、日本、韓国、メキシコからの生徒が多くなっている。学費はフルタイムの1ヶ月で$1200前後の学校が多数。 バンクーバーの観光産業は数十億産業といわれており大きな財源の一つでもある。2010年の冬季オリンピックはもちろん、バンクーバーはアジアからのカナダの入り口。バンクーバーからイエローナイフやバンフ、ビクトリア、アメリカの国境も近いのでシアトルなどへの観光の拠点としてもこれからが期待できる。
バンクーバーの歴史もともとは3000年以上前に先住民が住み着いていたといわれる。1792年にイギリス海軍のジョージ・バンクーバー提督が現在のシアトルあたりに到着したのが、ヨーロッパ人のバンクーバー入植のはじまりである。その後フレーザー川周辺に毛皮の交易所が作られ、金鉱の発見、林業の発達とともに外国への輸出業も始まる。1886年4月6日、正式にバンクーバー市となる。 バンクーバーには第二次世界大戦前はダウンタウンの東、パウエルストリート付近に日本人街があった。 最盛期には日系人口が8400人にもなっていたが、1937年の北京で起きた蘆溝橋事件をきっかけに、排斥 運動が始まり、第2次世界大戦中はアメリカ国内の日系人と同様、強制移動、強制労働を強いられた。 戦後は再びこの地域に大規模な日本人街が復興することはなかった。 1986年エキスポ交通博 、2010年には冬季オリンピックの開催地でもある。
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